便秘は臭いの原因？

便秘が続くと、「口臭」や「体臭」などの臭いとして体外に出ていきます。

そんな便秘による臭い対策のために、具体的にどのような解消法を用いれば良いのか？

これは、気になるところだと思います。

基本的には、便秘になると体臭がする？で書いたように、「悪玉菌」の反対となる「善玉菌」を増やせば良いということになります。

まず、食品の中でお奨めしたいのが「大豆製品」ですね。

大豆製品に含まれる「大豆ペプチド」と呼ばれる成分には、善玉菌を増やすのはもちろん、悪玉菌を減らす働きがあります。

つまり、臭いの原因を減少させることが出来るんですね。

さらに、「白湯（さゆ）」も効果が高いのでお奨めです。

白湯は、悪臭の元となる腸内のガスを溶かす効果があるので、こちらも便秘による臭いの原因を除去できるでしょう。

便秘が原因で臭いを発する場合には、先程ご紹介した方法が効果的ですが、「では、便秘薬を使う場合はどうなのか？」というのも、一つ気になる点でしょう。

便秘薬（下剤）は、便秘に対しては、確かに即効性に優れていますから、いざという時に使用するのは効果的と言えます。

ところが、便秘薬はあくまでも「一時的な効果」を期待して飲むものですので、常用するのは避けた方が賢明でしょう。

なぜなら、薬を使用する方に多いのが、薬に依存してしまうことだからです。

薬に頼りすぎると最悪、それ無しでは便を出すことが出来なくなる可能性があるので、依存してしまうのは危険というわけです。

便秘の薬は、サプリメントとは違います。

当然のように、常用するのは危ないですし、実際に下痢などの症状が起こる確率も高くなります。

基本的には、食事や運動などで対処することをオススメします。